こんにちは!
文京区白山のパーソナルトレーニングジムVaLerio Luana担当トレーナーの野原です。
ここ数ヶ月、当店に「疲れやすくなってきたから体力をつけたい」といったお悩みを持たれている方が多く来店しております。
コロナ中、行動機会が減り徐々に落ち着いたことで行動機会が増え、そういったお悩みも増えてきたのかなと思います。
同じお悩みをお持ちの方も多いかと思いますので、今回は体力というものについて纏めていきたいと思います。
★まず体力とは?
普段何気なく使っていますが、大きく2つに分かれています。
①行動体力
実際に身体を動かし行動する身体的な能力を指します。
行動体力は更に3つに分かれてますが、今回は割愛します。
②防衛体力
病気やストレスに対する免疫力や抵抗力、環境に適応する能力を指します。
一般的に体力がないなーと思うシーンは行動が伴うケースが多いため、①が当てはまります。
今回の内容も①がメインとなりますが、②が①に影響を与えることもありますし、両方関係することを覚えてもらえたらと思います。
★体力がつくと疲れにくくなる?
体力はないよりはあった方がいいと思いますが、あるからといって疲れにくくなるかと言われるとどうだろうーといったところです。
理由としては、体力がないパターンが2つあるからです。
①元の体力がない
②行動に対する体力の消耗が激しい
①だけなら付ければ済む話なのですが、だいたい両方共当てはまる人が多い印象です。
なので、体力を付けたとしても消耗が激しいなら大きな効果は期待できないかなと思います。
なら、それ以上に付ければいいのでは?と思うかもしれせんが、疲れることに悩んでいる方は、その時点では体力をつけるための体力がない状態でもあるので、寧ろ疲れてしまうかなと思います。
個人的には、体力の消耗を抑えて生活できるようになることが大切だと考えています。
★体力が消耗する原因とは?
①日常の動作効率が悪い
②緊張している
この二つが関係していると考えています。
それぞれ説明します。
①について
日常生活で必要以上に体力を消耗している方は多いです。
立つ、座る、歩くなど。それぞれの動きにロスが生じればその分体力を使います。
一つ一つの消耗は大したことはありませんが、こういった事は日々積み重なっていきますので纏めると相当な消耗に繋がります。反対に整えることで消耗が防げるとも言えます。
②について
緊張していることに気づかず生活している方は多いです。
身体が緊張すると無意識に必要以上の力が入ることに加えて使わない筋肉まで力が入るため体力を使います。
力が入ることで肩こり・首こりなどの身体の痛みに繋がることもありますし、寝つきが悪くなるといった不調に繋がることもあります。
★消耗を防ぐためには?
①に関しては、トレーニングやストレッチを行いつつ良い姿勢の獲得、効率の良い動作を習得していく流れとなります。
何をするかは人それぞれとなりますが、ストレッチはゆっくり身体を伸ばすメニューの他に動かしながら可動域や柔軟性を上げるストレッチが必要となります。(動きを作って日常に生かす必要があるた、後者の方が重要です)
トレーニングは、スクワットなど大きく身体を動かす運動が重要となります。
姿勢や動作の習得は、ストレッチやトレーニングをしたからといって、全てが自然と身につくわけではありませんので、別に練習を行います。
②に関しては、呼吸が重要となります。特に息を吐くことです。
ただ、意外と息が吐けてない方が多いので、吐くためにストレッチを入れる必要があります。
また、軽い筋トレやウォーキング程度の軽い有酸素運動も効果が見込めます。
その他にも食事や睡眠といった所も確認する必要があります。
★まとめ
・体力を付けても消耗を防がないと大きな効果は期待できないため、体力の消耗を防ぐことが大切
・消耗している原因は、日常の動作効率が悪い、緊張していること
・消耗を防ぐためにはストレッチ、トレーニング、姿勢の獲得、動作の習得、呼吸、食事、睡眠に対してアプローチしていく
今回の内容はここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございました。
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