こんにちは!
文京区白山のパーソナルトレーニングジム
VaLerio Luana担当トレーナーの野原です。
ダイエット中、避けた方がいい食品といったら何が思い浮かぶでしょうか?
揚げ物、お菓子、アイス・・・色々ありますよね。
では、太りやすい成分といったら何が思い浮かぶでしょうか?
おそらく、ご存知ない方が多いと思われます。
ということで、今回は、太りやすい食べ物(成分)についてまとめていきます。
少しマニアックな内容となりますが、知っておくと商品を選ぶ際に役立ちます。
ダイエット中の方はもちろんのこと、身体に気を使いたい。
このような方にもオススメの内容となっております。
ぜひ、最後までご覧ください!!
★太りやすい食べ物(成分)3選
①ブトウ糖果糖液糖(割合の関係で果糖ブトウ糖液糖と表記されることもあります)
清涼飲料水、お菓子類にはほとんど記載されています。加工食品などの商品でも使用されています。
果糖(果物を除く)は、中性脂肪に変わりやすく、高中性脂肪血症、脂肪肝の原因となりま す。 尿酸値も上げやすいと言われています。
また、果糖は満腹感が得られにくいため食べる量が多くなりやすいという特徴もあります。
果糖自体が問題にもなりますし、果糖をきっかけに食べる量が増えるという太りやすい環境を作っていることも問題となります。
食べ過ぎ、飲みすぎは注意です!
②トランス脂肪酸
油の一種で、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングに含まれており、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などの食品で使用されています。微量ながら天然でも存在します。
成分表では、トランス脂肪酸ではなく、前述のマーガリンやショートニングと表記されることが多いです。
健康への悪影響を示す研究が多く発表されており、アメリカでは使用が禁止されてます。
また、こちらの報告(炭水化物を様々な油に置き換えて体重変化を観察した研究)によると、トランス脂肪酸は油の中でも体重増加の関連が大きいとされています。
日本では、元々の摂取量が少なく禁止などはされていません。また、最近はトランス脂肪酸の軽減に取り組んでいます。
そのため、過剰に気にする必要はありませんが、心配な方は、使われてない食品を選ぶのがオススメです。
③パーム油
パーム油と記載されていることは少なく、植物油脂と纏められてしまうことがほとんどです。
トランス脂肪酸の問題から代用されてるため、加工食品への使用が拡大しています。
パーム油に多く含まれている飽和脂肪酸は、トランス脂肪酸と同様に体重増加の関連が大きいと認められています。
飽和脂肪酸は、肉類、乳製品などにも含まれていますので、知らず知らずのうちに結構な量を摂ってしまっています。
近年、日本の飽和脂肪酸の摂取量は増加しています。
飽和脂肪酸の摂りすぎも、様々な疾患の原因となりますし、年々増えていることからトランス脂肪酸以上に注意した方がいいと思われます。
★まとめ
加工食品、お菓子、ファーストフードなどといった食品をなるべく食べないようにすれば、今回お伝えした成分の摂取も少なくなります。
おそらく、ダイエット中は避けていると思いますが、今一度成分も併せて気にしてもらえたら幸いです。
今回の内容はここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございました。
★参照
Liu X, Li Y, Tobias DK, Wang DD, Manson JE, Willett WC, Hu FB. Changes in Types of Dietary Fats Influence Long-term Weight Change in US Women and Men. J Nutr. 2018 Nov 1;148(11):1821-1829.
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